「ひさしぶり・・・」
俺は柔らかい頬をそっと撫でて
その白い肌の感触を愉しみ
耳からうなじ、そして喉元から鎖骨にかけて
ゆっくりと掌を辿らせながら温もりを感じる。
すると彼女は静かに息を漏らし
恥ずかしげに虚空へと視線を逸らす
俺は茫然と立ち尽くしているその身体を抱き寄せると
頤を人差し指で優しく持ち上げ
ほんの少しだけ開かれた唇を軽く啄む。
「どうかしたかい?」
「ええ、少しドキドキします。」
「そう・・・?」
「うん。」
やがて言葉数が少なくなった
その唇の形に沿って湿らせた舌先を何度も這わせると
即座に彼女は小刻みに身体を震わせ始めた
「ん?どうしたんだい?」
「今、、、凄くゾクゾクしています」
「そうかい(笑)」
「はい。」
そこで俺は彼女の両手首をしっかりと掴む
「ほら、舌を出してごらん。」
「え?」
「口を開けて突き出してみなさい」
彼女は頬を赤らめて小さく頷く
遠慮がちに突き出されたピンク色の舌先を
俺はそっと舌で軽くつついて十分に味わうと一気に絡めて巻き込み
根元まで強く吸う・・・
「もう、、、ダメです。」
「どうしたの?」
彼女は掴まれた手を振りほどくと
俺に抱きつき
無言のままその場へと押し倒した。