真夏の午後
照りつける強い日差しと喧騒を
分厚いカーテンが遮り
室内は薄暗くひんやりとした空気に満ちていた
しかしその中で彼女の肌は
外界の暑気ではなく体内から湧き起る快楽によって
淫蕩なぬめり気をたっぷりと帯びていたのです
ギシッギシッ・・・
頑丈な梁から張り巡らされた数本の麻縄に
その身の自由を奪われ
下半身を剥き出しにされたまま
爪先立つ肢体を目の前の姿見に映し出されると
激しい羞恥に塗れながら波打つように何度も身体をくねらせる
「あぁぁ もっと虐めてください」
やがて切ない吐息のような科白がその唇から吐き出された
テーマ : エロス
ジャンル : アダルト