「あのぅ、その際に貸出し、、、でもいいですか?」
再会のタイミングを打ち合わせていると
彼は上ずった声で唐突に俺へ切り出してきた
「はい?」
「実は以前からそういった機会を狙っていたのです」
「ええ・・・」
「でも、なかなかお任せできる男性がいなくて・・・」
「それは光栄ですが、一度きりしか会っていない私でも宜しいのですか?」
「はい、、、きっと彼女も大丈夫だと思いますし。」
「わかりました。もちろん私もそう思って頂けるのは嬉しいです」
「ひとつお願いが・・・」
「ええ、なんでしょう?」
「綺麗に撮ってやってほしいのです」
「はい。気合いをいれて頑張ります(笑)」
「それだけ・・・宜しくお願いします」
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