大きな吹き抜けのガランとしたホールに
曇天のぼんやりとした陽光が窓から射しこんでいる
人影もまばらなコーナーの片隅にある100号の展示の前で
俺はふと足を止め、ひととき佇む。
「なにか気になりました?」
振り向くと、セミロングの黒髪の女性が人懐っこい笑みを浮かべる
「ええ、光がもっと欲しいかなと思いまして・・・」
「あぁ、今日のお天気もあるんですけど、場所がここになっちゃって」
「え?作者の方ですか?」
「はい。」
「それは、、、失礼しました。何もわからないのに偉そうなこといいました」
「いえいえ、この会は初めての参加なので、つい嬉しくて観覧の方に声かけちゃいました」
「とても活き活きとした素敵な龍ですね」
「ありがとうございます。わたし、、、画家とはわからなかったでしょう?」
「ええ、実は・・・驚きました」
「日本画だからいつも着物に襷がけって訳じゃないんですよ(笑)」
「あははは、たしかにそんなイメージはありますね」
そんな彼女は
シックな色調のスーツ姿で
すらりと伸びた両脚にはハイヒール
そして、隠しきれないほどのバストの持ち主だった・・・
「はぁ・・・・」
小さな吐息がやがて大きな喘ぎ声に変わるには
それほどの時間が必要ではなかった。
ボタンが外されたブラウス
ずれたカップから突き出ている乳首をゆっくりと舌先で転がす
「あっ、、、イイ。もっとツヨク」
彼女は俺の服をすべて剥ぎ取るともどかしそうに自らも服を脱ぎ捨てた
「ねぇ、、こんなことするのは貴方とだけなんだから」
震えるような声で囁き
俺の上にのしかかり全身に舌を這わせる
「あぁ、、、こんなこと、、、しちゃうなんて・・・」
堅く弓なりにそそり立つモノを愛おしそうに咥え
唾液でドロドロにそれを濡らす
「ねぇ、、、気持ちいい?」
彼女は濡れた瞳と卑猥な唇で俺に問いかける
「あぁ、、、君の筆と同じですごく繊細な動きをするじゃない?」
「うふ、そう?嬉しい。」
そういうがいなや、、、
たわわな両の乳房で俺の逸物を挟み先端を舌先で責め始めた
「うっ、、、それは・・・」
俺はあまりの刺激に思わず仰け反る
「ねぇ、、、こんなこと初めて貴方だけにしたのよ」
「あぁぁ、そうなんだ」
「うん、、、だから私だけにもすべて頂戴。」
その夜、俺は
空っぽになるまで
彼女の肉体の中へと搾り取られた。