「良かったら、私達のエッチを見てもらえませんか?」
「え?」
「仲良くなれれば、絡んでもいいんですが・・・」
「はぁ・・・・」
唐突に妖しい店のフロアーで
俺はとても精力が満ち溢れているような男性に声をかけられた
「私の彼女はとっても綺麗なんですよ。きっと貴方達も見てると興奮しますから」
「そうなんですか・・・」
「ええ、私達は観られていると凄く興奮するので、お願いします」
「わかりました。」
「さぁ、ではどうぞ!こちらに・・・」
特に相手を物色するような気配もない俺になぜ?
という疑問も晴れないままに
軽い好奇心を覚えた俺はパートナーとともに店内の奥まった個室へと案内された
「おい、、、カップルさんを誘ってきたよ。」
薄暗い室内には奥に半裸の女性が横たわり
その手前には俺達向けの鑑賞席?のようなものが既に設えられていた
「どうも、はじめまして。」
俺が挨拶の言葉をかけると
女性は気だるげに起き上り、長い髪をかきあげて俺達を見つめる
たしかに、年齢からしても彼女の外見は悪くはない・・・
「はじめまして・・・宜しくお願いします」
「ええ、こちらこそ。」
「彼に聞かれたと思いますが、見てもらうだけになりますがいいですか?」
「ええ、そう伺っていますよ」
彼女は真っ直ぐ俺の視線を捉えると
まるで契約か何かを結ぶかのように淡々と説明を続ける
「見るために近寄ってもいいんですが、お触りなど無しで。」
「はい」
「今後、何度か見てもらって慣れれば交換もできます」
「なるほど。」
「私達のを見て、そちらにも興奮してもらいたいんです」
「そうですか。」
傍らでは彼氏がその説明を聞きながら何度も頷いては服を脱ぎ始めている
「私達のはすごくイヤラシイのできっと刺激されますよ」
「はい、そうなんですか・・・」
「では、始めますのでそこにお座りください」
「わかりました。」
俺とパートナーは彼らの目前に行儀よく並んで腰を下ろす
「さぁ、始めるよ。。。」
その言葉を発するやいなや
二人は抱き合い何度もキスを・・・
いよいよ彼らによる刺激的なショーの幕開けのようだ。
「あぁ、いい、すごくいいわぁ。」
「そうだよね、すごく君はエロいよ」
その芝居がかった
彼らの演技?に
とっくに居心地が悪くなっていた俺の尻は
着実に空中にプカプカと浮かび始めてきていた
つづく