「どうも!、はじめまして!!」
ドアを開けるなり
彼は俺達に向かって
テンションの高い声で挨拶をしてきた
「こりゃ、頭が相当膨らんでいるな・・・(笑)」
俺はそう思いつつ彼らを部屋に招き入れ
まずはゆっくりと酒を酌み交わし
互いの会話から妖しい雰囲気を作ることに専念した
「ところで、奥さんはどう思います?」
「ええ・・・」
「いやぁ、妻はそこは経験が無いのでわからないですよ」
「なるほど。」
「でもすごく興味津々ですよ。なぁ、そうだろ?」
「はい、、、」
俺が奥さんに話を振ると
横から彼はすべてに先走って模範解答のような受け答えをしてくる
これでは、いくら会話を続けても何ら意味もない・・・
そこで、俺はそんな会話をそそくさと切り上げることにした
「では、まずは撮影でもしますか?先にお二人でシャワーをどうぞ。」
「では、そこに横たわってもらえますか?」
俺はランジェリー姿となった奥さんに声をかけるとレンズを向けた
ここまでは彼の妄想通り・・・
しかし、このまま彼のペースではつまらないので
何かをどこかで仕掛けようと言う思惑が俺の中には芽生えていた
「ええ、いいですよ、、、もっと顎をひいて。」
しきりに彼女に声をかけながらファインダー越しに肩紐に手をかけ
たわわなその乳房をいきなり剥き出しにする
「あっ・・・嫌っ・・・」
思わず彼女が息を飲むのを気にもせず
そのまま全裸にすると両足を大きく拡げ、シャッターを押し続ける
すると背後ではそれまで饒舌だった彼が急に無言となり
じっとその情景を見つめている
「ええ、いいですよ。すごく素敵です。」
そう言いながら俺は彼女の肌を舐めるようにねめまわすと
カメラを傍らに置いて縄を手にした
「さぁ・・・両腕を後ろにまわしましょう。」
つづく