「ふう・・・そうなんですか?」
そこで俺は咥えていた煙草を灰皿に押し付け火を消した
「そこからは修羅場でした。」
「ふむ・・・」
「でも、当初は私の思いどうりに事が進んでいたのです」
「ええ。」
「きちんとその相手からも報告があり、妻からも・・・」
彼は二人から詳細な話しを聞きながら萌え
そして自らの妻への劣情を高めては楽しんでいた
「恥ずかしながら、おかげで夫婦での夜も充実していました」
「はい(笑)」
「それからは妻が再び女と思えるようになったのです」
「わかります。」
「今までと違って何だかイキイキとして感じられました」
「でも・・・変わってしまったのはそれだけでは無かった?」
「そうなんです、だからもう懲り懲りです」
「でも、何故・・・私達と逢おうと思われたのです?」
「ええ、実は妻に逢う事をはっきり言ってはいないのですが、、、」
「実は浮気への懲らしめという意味で・・・」
「というと?」
「私の目の前で淫乱なメスになるところをさらけ出させたいのですよ」
「ふーーーむ」
「私だけが相手であれば、そこに演技が見え隠れするはずです」
「どうして?」
「つまり、私への謝罪の感情が先だってしまうから。」
「ええ・・・」
「それでは懲らしめとならないと思うのです」
「そうなんですか。。。」
俺はそんなことで彼の疑心は
決して晴れないとは思ってはいたが
話しを聞くうちに彼の奥さんへいつしか興味を持ち始めていた
一体、、、彼女はこの事をどう思っているのだろう・・・
「だから、妻をオトシメル事をお手伝い頂けないでしょうか?」
「わかりました。そちらさえ良ければ。」
すると彼は喜悦満面で目の前のコーヒーに口をつけると
早速、俺に向かって自らの妄想を吐き出し始めた
「女性からサレルのが妻にとって屈辱的らしいんです」
「ええ。。。」
「だから、彼女さんからも苛めてやってください」
「なるほど、、、(汗)」
「是非、お願いします」
ともかく俺は彼の妄想にどこまで付き合うことが
できるのか不安に思いながらも彼らと逢う約束をしたのである
つづく