「ふぅ~~ん・・・」
「それで、彼はどうしたの?」
いつしか
俺の膝の上に置かれた
その雑誌を脇から覗き込みながら
G子とママは不思議そうに
俺の話しに聞き入っていました
「ええ、それから彼は・・・」
「彼女と二人きりでその大きなお屋敷で食事をしてお酒を飲んで。」
「うんうん」
「それで??」
「何しろ彼女は至れり尽くせりという感じだったみたいで」
「時間が過ぎていくのも忘れるほど楽しかったらしいよ」
「それに・・・」
「とても奥ゆかしい彼女をとても彼は新鮮に感じたみたい(笑)」
「へぇ~~!!」
「一体二人はどんな話ししたの?」
「どうやら彼女は早くにご主人を亡くしたらしいんだけど」
「それ以来その広大なお屋敷にずっとひとりで暮らしてたんだって…」
「それではやっぱり寂しくなるよね」
「だからいつも交際誌で相手を探してたの?」
「うん、そうみたいだね」
「それから彼は勧められてその屋敷に泊まるんだけど…」
「床を延べさせていただきますので、その間にお風呂にでも…」
そんな彼女の言葉に従い
彼が湯船に浸りその夜の出来事を思い返していると
「失礼いたします」
「お背中を流しますね…」
突然、着物の裾をたくし上げた彼女が浴室に入ってきました
そして彼女は恥ずかしそうにしながらも
彼の背中を愛おしそうに何度もさすって丁寧に洗い流すと
そそくさと風呂場を立ち去ったのです
その後
湯上りの火照った全身を
さっぱりと糊の利いた浴衣に包み
案内された寝室で彼が横たわっていると
それまでの緊張感が次第に解けウツラウツラとし始めました
「パチン。」
照明のスイッチが切られる音が聞こえ
室内が突如真っ暗となった途端
彼の傍らに柔らかい肉体がぶつかるように滑り込んできたのです
「お情けを頂戴したいのです。。。」
彼女の小さく切ない囁き声が彼の耳元で聞こえました
もちろん彼に否やはありません(笑)
そこで思わず
彼女を抱き寄せたのですが
その肌はしっとりと湿り気を帯びていて
まるで掌に吸いつくような感触だったのです
「凄い…」
驚いた彼は余りの心地よさに
貪るように彼女の肌を剥き出しにして触れて味わいました
やがて互いに昂ぶり
何度も交わりを繰り返すと
つつましげな声でいた彼女も堪えきれずに
両脚で彼の腰を強く締め上げて悲鳴のような嗚咽をあげる
「うぅ…吸い込まれる」
彼はその時
自らの男根が
彼女の蜜壷の奥深くまで
咥えこまれたように感じたらしいのです
「ホント!凄い経験だったらしいよ。」
俺は相好を崩しグラスを傾けながら
目の前のG子とママに話し続けていました
「その夜彼は何回交わったか判らないらしいよ!」
「でもね…」
「すごいイヤラシイけれど決して明るいところでは乱れないみたい」
「うん、なんとなく彼女の事わかる。」
「そうね。」
その後
俺は薄闇の中で
二人の女性に咥えこまれてしまいました。
まさに『至れり尽くせり』(謎笑)
了
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