『こんにちは、はじめまして わたくしはこの世界の経験も長く…』
ある日、こんな書き出しで始まる
丁重に長々と綴られたメールが俺の元に送られてきた
もちろんそれは
スワップへのお誘いメールだったのだが
実はその内容が少し変わっていたのです
何しろ差出人の彼は相当にモテるらしく
『私のパートナーは現在のところ
25歳 27歳 31歳 33歳 41歳 44歳 の6人います』
などと書いており
その中で俺たちが気に入った女性を
好きに選んでもらって構わないので一緒に過ごしませんか?
と言うのです
そしてご丁寧にも
それぞれの女性の特徴や性格などが
その後に羅列してあり
まるでどこか夜のお店の宣伝のようでした(笑)
そこで早速俺は
Tちゃんにこのメールを転送して
話してみたのです
『あはは!面白そうじゃん。逢ってみようか!?』
『うんうん、Tちゃんならどれを選ぶ?』
『えーと じゃあ とっても感じやすい27歳にしてみる!!』
『わかった 返信してみるね』
などと言う会話の後
俺は彼に返事を送ってみたのです
ところが
『日程を調整してみます…』という返事が
彼からすぐに送られて来たのですが
しばらくすると
『すいません、どうもその日は27歳は仕事みたいなんです。』
と言い出したのです
『まぁ 仕方ないよね。』
俺はTちゃんとそう話しながら
気分を切り替えると彼に再びメールを送ったのです
『では 明るい25歳でお願いします』
『わかりました。ではお返事しますのでお待ちください』
そして数日後
やってきたメールの返事は
『ごめんなさい、その日25歳はオンナノコらしいんです』との事でした
『まただよ…(汗)』
『ホントに6人もいるの?』
さすがにやや疑心暗鬼となりつつも
俺とTちゃんは彼の丁重で真摯な姿勢にほだされていました
『それなら今度は清楚な33歳にしましょう!』
しかし
やはり彼から送られてきたメールには
『ごめんなさい~33歳は何だか風邪ひいて難しいみたいなんです』
と書かれていました
そしていつしか
こんなメールでのヤリトリを何度も続けているうちに
彼と約束した日程が迫ってきたのです
つづく
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