こうなれば
ともかくもう
意地です(汗)
俺とTちゃんの都合も考えると
そうそう日程を変えたくもないので
『では、一体 どなたなら都合良いのでしょうか?』
と彼にメールで問い掛けてみました
すると即座に
『いろいろご迷惑かけて申し訳ありません、44歳なら大丈夫だと思います』
とのお返事がやってきました
そこで
最初に彼から送られてきた
6人の女性達のプロフィールを見てみると
『結構Hな熟女さん!テクは抜群です!!』
『ダンスのインストラクターなのでナイスボディ~』
ナドと書かれています
『ねえ、どうする?』
当初のハイテンションが
徐々に下降気味のTちゃんに聞かれた俺は
やや疲れた口調で明るく応えました
『まっ いいっかぁ~~♪♪』
『では、そうしましょう。』
俺がそう返事をした途端
あとはトントン拍子にお話は進み
ついに当日となりました
ところが彼から送られてきた画像には
仲良く寄り添った男女がとっても遠くから写っていましたので
まるで誰が誰だかわからない状況のまま
俺はTちゃんと待ち合わせ場所に佇んでいたのです
『Rさんですよね?』
突如背後からかけられた声に振り向くと
そこには送られてきた画像とは
全く似ても似つかないカップルが立っていました
『きっとあの画像は10年前のものなのかもしれない・・・』
そう頭の中で考えながらも
俺は一応、社会人としての節度を守り
ニコヤカな表情で彼らと挨拶を交わすと
『とりあえず、お茶でも・・・』という彼らの誘いを受ける事にした
その後とても和やかな雰囲気の中
彼らとの会話からわかった事は
いつも誠実さをモットーに活動をしており相手にもそれを求める
ということと
彼女はちょっと以前にはダンスのインストラクターをしていたらしい
ということでした
そこで俺はカップに残った珈琲を飲み干すと
『スイマセン、どうやら二人とも体調がすぐれませんので今日は失礼します』
丁重な言葉で彼らへ断りを伝え
『そうですか、お大事にしてくださいね』という言葉と
とても残念そうな彼の視線を背に受けながら
疲れた様子のTちゃんを従え喫茶店をさっさと後にしました
数日後
うっぷん冷めやらぬ俺は
親しい変態仲間のご夫婦と飲みナガラ
『実は・・・』と事の顛末を語り始めたのです
ところが
『アハハハ!貴方のところにも来ましたか?』
『結構、彼は有名であちらこちらでそんな事やっているようですよ(笑)』
『え~~そうなんですか??』
『ええ、それに女性も4~5人でしたが最近は6人に増えたみたいですね』
『しかし、本当の事なんでしょうか?』
『いや、聞くところによるといつも来る女性は同じらしいんです』
『44歳の?』
『私達の時は41歳ということでしたが、多分同一人物でしょうね~』
『ダンスの先生?』
『そうです!そうです!!(爆)』
『それじゃ まるで落語の「道具屋」じゃないですか(汗)』
ともかく
世の中にはホント
いろいろな方が居られます
でもやっぱり
絵に餅をいくら描いても
食べられませんからね。。。(汗笑)
了
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