何組もの男女が絡み合う薄暗い室内で
俺は彼と周囲を気遣いながらヒソヒソとヤリトリをした
「Rさん、ウチのカミさんを抱いてやってもらえませんか?」
「ええ、もちろん。とても光栄ですよ。」
俺のパートナーが彼の男性器を
丹念に舌先で何度も愛撫するのを目前で見ながら
俺は彼の申し出を快諾した
「それにしても、Rさんの彼女さんはお上手です。」
「そうですか。良かったら充分に堪能してやってください。」
ぼんやりとした灯りに
横顔を照らされているパートナーの髪を俺は優しく撫でる
「ところでひとつだけ注意が・・・」
「ええ、なんでしょう?」
「Rさん、うちのは飲むとからっきしダメなんです」
「というと?」
「ええ、あの最中でも、寝てしまうくらいに弱いんです」
「あぁ、では気を付けないといけないですね(笑)」
「はい、どうやら今夜は緊張してるのかスピードが早いもんで・・・(汗)」
そこで俺はそそくさと
彼の奥さまが独り座るソファベッドへと移動した
「どうも。ご主人から許可を頂いて参りました」
「はい、お待ちしてました・・・」
気恥ずかしそうに目線を反らした奥様が応じる
「今夜は飲みすぎてしまいましたか?」
「ええ、緊張しちゃって・・・少し(笑)」
「じゃ、それをほぐしましょう」
「はい・・・」
俺は彼女の手にあったグラスを取ると
そっとサイドテーブルに置き
ゆっくりと唇と舌を貪る
「あぁ・・・素敵。」
そのまま微かな物音を立てて
二人ともにベッドへと崩れ落ちる
「あぁん、気持ちイイ。」
両の乳房を優しく揉みしだき
屹立した乳首を舌先で押しつぶしては舐め上げ
熱く滾った蜜壺に蠢く指先を侵入させつつ
俺は焦らず全身に入念な愛撫をしつこく繰り返す
「ねぇ・・・お願い。もう・・・お願い」
奥様は上気した顔で俺にしがみつくと
逸物を握りしめて自らの壺へと誘おうとする
「もう?ですか??」
俺が低く彼女の耳元に囁くと
「う、、ん、もう意地悪しないで・・・」
「ええ、、、」
そこで俺は
まずは、ゆっくりと・・・
そして徐々に深く浅く彼女の肉襞の内へと侵入する
「あぁ、いい。もっと・・・キモチイイ。」
やがて俺が何度も強く突き刺す度に
彼女は四肢を投げ出すように弛緩し始めた
「ん??逝っちゃったのかな・・・」
俺はイキリタッタ逸物を奥まで届かせたまま
奥様の口許へと耳を寄せた
「あれ?」
すると規則的な寝息が・・・
どうやら、独りで夢の世界へと旅立たれた模様。
ところが不思議なことに彼女の中は引き続き溢れんばかりなので
俺はその事実にまったく気がつかなかった
その後、俺は彼女にそっとシーツをかけると
静かにそのベッドから退散した
教訓:飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。(汗)