薄暗い部屋の真ん中に
彼女はただ独り、一糸纏わぬ姿で立たされていた
いつもであれば、酒の酔いに身を任せて・・・
という方策もあったのだが
今回、俺はそれを許さなかった。
何故なら、周囲からいくつもの粘着質な視線が
絡みつくようにしてその身に浴びせかけられるのを
彼女にしっかりと意識させたかったから。
「では、始めますね。」
俺は彼女の背後に立ち
高く交差させた両腕を留めると一気にその身を縛り上げる
「まず、一本目。これから足し縄をしていきます」
そういうと二本目の縄で彼女の乳房を素早くキツク締上げる
「あうぅぅっ・・・」
そこで思わず彼女は苦しそうに息を吐き出す
「ここから縄をタテにいれますね。それでは3本目」
好奇の色を帯びた視線に
徐々に熱が加わりつつあるのを楽しみながら
俺は彼女を冷ややかに縄だけでひたすら苛み続ける
キシッキシッッ。。。
股間に3本目の縄が深く喰いこみ音を立てて何度も軋む
ところが、ふらつきながらも
辛うじてその矜持を保とうとしている彼女を見て
俺は4本目の縄への間合いをわざと大きく空ける(笑)
「ほら、、、ここまではこのように縛っているんです。」
彼女の身体を回すと縄目を周囲の熱い視線に晒し
彼らから良く見えるように
上半身を反らしたり折り曲げてみたり・・・
俺の指先が縄を辿る度に縛められた彼女の肌がさんざめく
「では、ココに座って。」
耳元で低く呟くのが聞こえたのか
彼女は小さく頷き、素直に用意された椅子にフラフラと腰をかけた
「あっっっくぅぅ・・・」
「ほら、、、キツクなった(笑)」
腰をおろすことで余計に縄でその身を縛められ
彼女はその身を捩り、そして仰け反る
「では、、、4本目。」
俺がニヤニヤとした喜悦の表情を浮かべ
両足を大きく拡げて縄でしっかりと固定する頃には
彼女は既に自らの世界へ入り込み始めていた。
つづく