息の合った二人がその場から離れると
室内に居た数組のカップルが
やがて競うようにそれぞれの縄を隣室で整然と使い始める
そこにまったく強制的な規則や序列などが無いにも拘らず
一定の心地よい秩序が感じられた
「みんな、緊縛がホントに大好きなんですよ」
主催者である彼は俺の表情を読み取るや
事も無げにそう語りかけてきた
「ええ、それはすごくよく判りますね」
「ただ、それだけなんですよ(笑)」
「うんうん」
「さぁ、せっかくだしRさんも練習しましょう!」
「あぁ、でも私には受け手さんがいないので・・・」
「いえいえ、大丈夫。」
そこで彼は周囲を見渡すと
「Aちゃん!Rさんの縄を受けてもらえる?」
思いがけずも彼によって
俺は初対面の女性を縛らせて頂く事となった(汗)
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