「ねぇ、私さぁ、一度してみたいエッチな事があるんだけど。」
「ん?どんなこと??」
俺は運転中にも関わらず
傍らの彼女を見つめて思わず相好を崩した
「外でシテみたいの。」
「ほおおお!そうなんだ?」
ますます顔がニヤニヤして止まらない(笑)
「うんとね・・・想像してたらすっごい興奮してしまうのよ」
「おぉぉぉ!そうかそうか!!じゃ、今からすぐやろう」
俺はいきり立って暗く人気の無い場所へすぐにでも車を停めようとした
「あぁ、今は夜だからダメよ。」
「え?どういうこと?」
「明け方がいいの。朝日に照らされてってのがまずは基本なの!」
「ふーーん」
「それで、場所はウチの近所の公園。」
「する場所まで決まってるんだ?(汗)」
「うん、そこで車のボンネットの上でしたいのよ」
「へぇ・・・何だか、とってもきめ細かいシチュエーションなんだね?」
「そうよ。だからそれを一度してみたいの・・・」
そこで俺はハンドルを握りながら
しばらくの間、現在と将来の欲望の狭間で葛藤に悩んだ
「わかったよ、じゃあそれでいこう!」
「うわぁ!ありがとう。」
「じゃあ。その為にもHは朝までお預けね」
「げっ・・・」
「だって、その方が余計に萌えるわよ~」
すると今度は彼女がニヤニヤし始めた
つづく