「ほら、、、口を開けて・・・」
俺は優しく彼女の肩越しに声をかけると
髪の毛をやさしくかきあげ
しっかりとボールギャグを口に食ませながら
一切揺るぐことの無いようにベルトをキツク留めた
「どう?痛くないかな・・・」
低く耳元で呟くと
彼女は言葉にならない畏怖を俺に伝えようとして
振り向いて小刻みに何度も頷く
もちろん・・・
俺はそんな彼女の意思を
まったく意に介することはない(笑)
総毛立ったその肌をじっくりと愛でるように見つめ
ギシギシと麻縄で縛められ
筋肉が少し膨らんだ両肩をそっと抱いてその立ち位置を調整する
「さぁ、ここに顎を乗せなさい。」
「少し、両脚を開いて踏ん張らないといけない」
「うんうん、そう、それでいいよ」
冷静で鄭重な言葉の連続が彼女の恐怖を高める
そして俺が十二条の穂先を歪められた全身のあちらこちらへ
ゆっくりと這わせ始めた途端
内腿にウネウネと曲がる幾筋もの滴りが光を反射した
「こりゃ・・・こっちが使っているのか、使われているのか・・・(笑)」
俺はそう独り言つと
容赦なく一気に穂先を大きく振り降ろした。