そのカップルとは半年近くもの時間を費やし
互いの嗜好について充分な遣りとりをしたうえでやっと逢う事ができた
もちろん互いのタイミングを合わせるのが難しいと言う事も
そこにはあったのだが
やはりそれ以上に俺たちにとって
彼らの望む方向性がしっかりとしてから・・・
と思うところがあったのである。
初めてのリアルにもかかわらず
それまでの交流の効果から4人は初対面から
すぐに会話も盛り上がり
互いに深い親しみを覚えるのに
それほどの時間はかからなかった
「なんだか初めてとは、とても思えませんね(笑)」
全裸となった彼は俺のすぐ傍に横たわり
その屹立した下半身を
俺のパートナーに貪られて弄られ
湿った肉の音がこちらへとしっかりと聴こえる
ピチャ、ピチャ、ジュルル
「あぁっ、、、凄く気持ちいぃです。」
彼は大きな嬌声をあげながら
激しく震え身悶える
俺はその様子をニヤニヤと眺めながら
横目で彼女の表情をそっと窺う。
「うぅっ、そんなに強く吸われたら・・・」
彼は何度も喘ぎ
こちらを気にしながらその身を上下にウネラセル
俺は熱くなった彼女の耳たぶを軽く齧ると
その霞がかった瞳を傍らからじっと見つめる
「はぁぁ・・・」
深い吐息とともに
彼女はその視線を俺へと向けた。
続く