「じゃあ、たまには縛ってみようか?」
「うん。」
「じゃぁ、後ろ手にしてくれる?」
何気なくそれまでの流れから出た言葉
揃えられた手首に縄を回しきつく留める
そして二の腕から胸元へとゆっくりと巻きつけ・・・
「はあぁ・・・」
突然、彼女がそこで激しく揺れ始める
「嫌ぁぁぁぁ・・・・」
俺はその豹変に対処するため
慌だしくその肉体を上から片手と両膝で強く押さえつけながら
素早く縄を手荒に巻きつける
もう、そこには
縄目だのテンションなどと言う美的なモノは失われ
無造作に縛められ
妖しく歪められた女体があるのみ。
「ほら、、、もう暴れられないように無抵抗にしてやる」
乱暴に全身をグルグル巻きに放置された
息も絶え絶えの彼女を冷たく見下ろすと
俺は内からの圧力に抗しきれず
蠢く柔らかい身体をニジルように踏みつけた
「諦めなさい、君がスイッチを入れたんだからね・・・」
そこで俺も豹変することにした。