「あら・・・すごい雪。」
二重になった窓越しに見えるのは一面の白
その光は眩しいほどに日差しを照り返し
一瞬のうちに閉じられた両方の目蓋を通しても突き刺すように感じる
「外は凄く寒そうね。」
彼女は窓枠に両肘をつけると振り向きもせず
冷たい硝子の向こうに広がる
蒼天と雪によって創られた
くっきりと明確な二色だけの世界にじっと見とれている
「あぁ、そりゃそうだろうね(笑)」
俺はどうでも良い様な同意の言葉を呟くと
こちらへと向けられた腰のくびれに手をかけた。
「え・・・」
彼女が驚いたように振り向くと
俺は無言のまま腰を弄り
蜜壷を探りあてるように怒張した逸物を押しつけては
背後から一気に貫いた
「あっ、ダメ!外から見えるよ。。。」
「そうかな?(笑)」
「うん、恥ずかしいよ」
ところが彼女はその言葉に反して
そのまま両手で窓枠にしっかり掴まると
息を弾ませ腰を柳のようにしならせながら
俺の動きに合わせ始めた
カタカタ。カタカタ。
不規則で小刻みな振動が窓を揺さぶる
しかしその眼差しを薄暗い室内に向けもせず
彼女は窓の外を眺めたまま。
そこで二色の世界に目もくれず
俺は着実に階を駆け登ろうとして
反り返った肉塊を蜜壷の襞にゆっくりと擦れるように
何度も深く突き刺す
「うぅぅ・・・ダメよ、見えちゃうよ・・・」
「大丈夫。もう見えないよ」
「そう・・・?」
「あぁ、それにずっと目をつぶっているんだろう?(笑)」
目の前の冷たく透き通った硝子は
彼女が幾度も吐き出す息で
いつしかすっかり白く曇ってしまっていたのだから