「じっとしてなさい。」
その言葉に
ただ彼女はおとなしくその両腕を組む
燃え盛るような真夏の陽が降り注ぐ屋外の喧騒から隔絶した
薄暗く冷たい静けさが満ちる部屋の中
こんな所業には全く意味が無い・・・と言うような
淡々とした態度で(笑)
ところがその肌は吸いつくような
うっすらとした湿り気を帯び始めている
そこでいきなり背後から留め縄を強く引絞り
彼女の肌へ乱暴に縄を喰いこませた
「ふぅっっ」
堪らずに漏れる吐息。
「縄がキツイかな?」
俺は素知らぬ顔で耳元で囁く
「うぅん、大丈夫」
彼女は振り返ると、やっと俺にまともに視線を向けて応えた
そろそろ
序章は終わったようだ・・・
テーマ : エロス
ジャンル : アダルト