「こんにちは、私たちの画像を送りますね」
翌日、彼女にしては珍しく
短文とともに画像が添付されたメールがやってきた
「はい、ありがとうございます。では、こちらからも送らせて頂きますね」
すかさず、こちらからも返信すると俺は画像を開いてみた・・・
「ん??」
そこには、どう見ても
彼らから申告された年齢には似つかわしくない人物が写っていた
「わざわざ、撮っていただいたのですか?」
「ええ、あの・・・年齢なんですが」
「実は彼と私は5つほどサバを読んでしまってて・・・すいません」
「はい、大丈夫ですよ。5歳くらい」
もちろんその画像は5歳ではきっと済まないほどのものであり
巨大なサバが何尾も遊弋しているくらいであった(汗)
そしてここらで俺の心の中には
『初心者』という文字が大きくクローズアップされ始める
どうりで・・・おそるおそるのメールだった訳だ(笑)
俺はそう合点がいくと
わざわざ自分たちの予定を合わせる作業を徒労に終わらせたく無いため
リスク回避を徐々に目論む事にした
≫続きを読む